『全てを語る』

オークレーは自己紹介のヴィデオ"first try"(2007年5月の時点で250万以上閲覧されてきた)の後で、自叙伝のシリーズ"Telling it all"の製作を始め、これは非常に成功した。彼はほとんど一夜にしてインターネット・セレブリティーの地位に押しやられ、BBCやITVの朝番組『GMTV』など数々のニュースメディア上で言及されることになった。一方、そのユーザーネーム(geriatric1927)のせいで、彼がある種の Webサイトへ呼び込むための架空の人物ではないかという憶測を引き起こした。オークレーは"Telling it all"の第7回でこれらのサイトとの関係を否定して、自分は雇われの身ではないし、ヴィデオについて管理や口出しをされてはいないと語った。

このシリーズでオークレーは、彼の人生に起きた主要な出来事と節目について述べている。  

成長期は第二次世界大戦の真っ只中であり、ドイツ空軍に爆撃された街で思春期を過ごした。

1930年代はイングランド地方の初等、中等教育制度の中で育ち、14歳を過ぎた頃には継続教育機関への選抜という運のいい(彼にはそう思えた)待遇を受けた。この時代に育った者の特典といえたのだが、知性が備わっていると思われる子供は別扱いにされたのだ。  

英国軍へ徴兵されると、レーダー技術者として配属され、再び彼は幸運な選抜を受けたと感じた。上官が彼の素質を見出した結果、決まったことだった。この任務のおかげで彼は戦闘に関わらずに済み、(彼が感謝せずにはいられないことに)「戦場の悲惨」の目撃者とならずにいながら、それでもやはり必要不可欠な戦時の仕事に就くことができたのだった。  

一般市民の生活に戻れるようになってからは、レーダー技術者の仕事から永久に離れることになった。  

イングランドのレスターで高等教育を受けていた時期に、彼は将来の妻と出会った。またこの時期からオートバイにも情熱を傾け始めた。  彼はレスターで環境衛生管理士として勤務していた。